レビュー : 山崎実業(Yamazaki) 猫の爪とぎスタンド

シンプルなインテリア雑貨を販売している山崎実業(Yamazaki)の爪とぎスタンドを買ってみました。同社のTOWERというシリーズの中の商品です。

定価は4,860円。Amazonでも楽天でもそこから割引だったりポイントが多めに付いたりして少し安く売られてますね。

立ちバリバリ用の爪とぎ


猫が床に置いた爪とぎ以外に壁やカーテンで爪を研いじゃうことがありますが、それは猫の習性です。立った姿勢で爪を研ぐのは本能的にしたい行動なのです。仕方ないのです。

ただそうは言っても壁紙をボロボロにされちゃうのも困るので、立ち研ぎ用の爪とぎを設置してそこで済ませてもらおうというわけです。

我が家では過去に、ミュー (mju:)のガリガリウォールガリガリポールを使っていました。どちらもいい製品でモアクリ達にも人気でしたよ。(ガリガリウォールのレビュー記事

とくにガリガリウォールは色違いを買い足したりと愛用してたのですが、爪とぎを収める枠組がただの厚紙なので壊れやすいという問題がありました。まぁこれは使い方のせいなんですけどね。

激しい使い方の様子。モアレさんによる破壊っぷりは1:30〜ぐらいから!

補修したり形を変えたり(過去記事参照)しながら数年使っていたわけですが、次買い換える時はもう少し壊れにくいのが良いなぁと色々物色していたのです。で、今回の商品を見つけて購入してみた次第。

山崎実業(Yamazaki) 猫の爪とぎスタンド の紹介


はい、では商品の紹介です。まず外箱はダンボールに商品写真が貼られただけの簡素なものでした。色は白と黒の2色展開。今回は白を購入しました。


中身です。中央の黒いのが台座パーツ。その左の白いのが台座カバー、上段の白いのが爪とぎを収めるフレームパーツ。あと組立説明書と金具、付属品。


組み立ては簡単です。


まず台座にカバーパーツを被せて、


フレームパーツと位置を合わせ、


台座の裏(底)からボルトで留めるだけ。レンチも付属してるので何か工具を用意する必要はありません。


はい完成。この状態だとダイソンの羽根のない扇風機みたいですね。

と、誰でも1〜2分で組み立てられるぐらい簡単ではありますが、各パーツかなり重さがあるのでそこは注意が必要です。そう、重いのです。実はこの爪とぎスタンド、スチール製で全体で3kgぐらいあります。ずっしり。


フレームの上部がフタになっています。(フタはプラスチック製) ここから爪とぎを挿入します。


爪とぎと本体の間に隙間が出来てしまう場合に使用する緩衝材。厚さ違いで2種類✕4個が付属。本体の内側に貼ってサイズを調整します。

中に入れる爪とぎはサイズ選びに注意

爪とぎは付属してないので別途購入する必要があります。対応するのは、長さ48cm以内・幅12cm以内・厚み4cm以内の爪とぎ。一般的なサイズなので各社から販売されていますが、メーカーによって微妙にバラつきがあるのでよく確認した方が良いです。

とくに厚さは出来るだけ4cmに近いものを選びましょう。付属の緩衝材では幅の調整しかできないので、厚みと長さ(高さ)が合わない場合はダンボールなどを使って調整することになります。面倒だしせっかくの見栄えも悪くなっちゃいますからね。

今回はこちらの爪とぎを一緒に買いました。

紙質も硬めで密度が高く、長持ちしそうなタイプです。


挿入。若干左右に隙間が出来るので、薄い方の緩衝材を本体の内側に貼りました。これでキツキツです。長さも2cm程足りなかったので、折りたたんだダンボールをフタの下に入れて調整しました。


はい完成!(2回目)

スチール製と聞くと無骨なイメージかもしれませんが、そんなことはありません。白いパーツは吹き付け塗装がされていて、キメの細かいザラザラした手触りで高級感があります。角も丸く加工されていて安心な感じ。

台座もずっしりと重く、安定感があってグラつきもありませんでした。ふつうに使う分には倒れることはなさそうです。材質的にも壊れることはまずないでしょうし、一生モノと考えればコスパはかなり良いのではないかと思います。

見た目、品質共に良く、堅牢性もおそらくバッチリなので私的には大満足です。あとは使ってくれるかどうかですね。果たして・・・

山崎実業(Yamazaki) 猫の爪とぎスタンド を使ってみた


まずはクリエからお試し。クリエは普段あまり立ち研ぎしない派なんですがどうでしょう? ちなみに食い付きをよくするために爪とぎにうっすらマタタビをふりかけてあります。フンフンしてますね。


高い部分のマタタビにつられてすくっと立ち上がり、ついでに爪とぎもしていきました。クリエ選手、マタタビの勢いで立ちバリバリ成功です!

というか結構気に入ったようでこれ以降ふつうに使ってます。良かった良かった。

爪とぎ中の様子。スタンド安定してますね。


さてお次は立ちバリバリ大好きなモアレさん。まずはマタタビフレーバーに食いつきます。


そしてぬりぬり。(ほろ酔い)


からの立ちバリバリ。はい、モアレ選手も難なくクリアです。さすがベテラン。


でも今日はバリバリよりぬりぬりの気分みたい。良いです良いです。

ということでモアクリどちらもふつうに使ってくれました。まずは一安心。いつか両側から同時に使ってくれたりすると楽しいんですけどね。それを想定して置き場所を選んでみようかなと。

まとめ

山崎実業(Yamazaki) 猫の爪とぎスタンドの紹介でした。デザイン・品質が良く、スチール製なので堅牢性・耐久性もバッチリ。なによりモアクリ達がすんなり使ってくれたので言うことありません。良い買い物でした。

爪とぎと合わせると5,000円ぐらいしちゃいますが、ガリガリウォールも種類によっては3,500円ぐらいですからね。それで使い切りじゃないと考えればコスパもかなり良いでしょう。

ということで、オススメですよ。(ただし猫が使ってくれればですけど)

ちなみに同じデザインでスタンド無しの床に置くタイプもあります。壁に掛けて使うことも出来ます。ただし木ねじを使うので賃貸とかだと難しいですかね。

あと冒頭に書きましたが、この爪とぎは山崎実業(Amazon内のページ)のTOWERというシリーズの商品で、爪とぎ以外にも同じデザインテイストの様々なインテリア雑貨があります。いくつか揃えると部屋に統一感が出て良さげかも。(沼にハマりそう)

それではっ。

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